お読みいただきありがとうございます。
blue+greenです。
少し前になりますが、神奈川県の大山(おおやま)へ行ってきました。
大山=伊勢原市、という認識でしたが、今回、ブログを書くにあたり調べてみると、所在地は伊勢原市、秦野市、厚木市となっていることを知りました。
大山はわたしが小さい時から馴染みのある山で、小学生の時の遠足で登山したこともあります。
朧げな記憶ですが、帰りの下り坂がとてもしんどかったのを覚えています(苦笑)
大山に行くのはこの時以来なので、約25年ぶりでした。
何度か引っ越しはしたものの、行こうとすれば行ける距離だったのに、なぜ今まで一度も来なかったんだろう、と少し後悔するくらい、今回、素晴らしい景色を見て、感動したので、今日は大山登山についてまとめます。
今回は4歳の娘も一緒に行きました。
(3歳の息子はさすがに無理なので、パパとお留守番。わたしの弟が大山に慣れているので一緒に行ってもらいました。娘は弟(娘にとってはおじさん)が大好きなので、大喜びでした(笑))
娘は登山の経験はありませんが(というか、わたしも一度もありません)、元々よく歩ける子です。
そんな4歳娘の様子も記録するので、子供連れで大山に行こう、と考えている方の参考の1つになれば嬉しく思います。
今回は、
- 伊勢原駅からバスで大山ケーブルカー駅へ行き
- ケーブルカーで阿夫利神社→大山寺→大山ケーブルカー駅、という順番で参拝
- 帰りのバスは伊勢原大神宮で途中下車し参拝した後は、伊勢原駅まで歩く
という行程でした。
全て書くとかなり長文になりそうなので、
今回は阿夫利神社までを中心に書き
次回は、大山寺と伊勢原大神宮、そしておすすめの食事スポットなどについてまとめようと思います。
このブログもある程度長くなりそうなので、目次から読みたい場所に飛んでいただければ幸いです。
目次
伊勢原駅~大山ケーブルカー駅
大山ケーブルカー駅までは車で行く方法とバスで行く方法があります。
わたしが行った日は混雑が予想される日だったので、ケーブルカーの始発の30分前に大山ケーブルカー駅に到着しましたが、その時点で第一駐車場は満車表示でした。
バスで行く場合は、伊勢原駅北口から神奈中バスに乗っていきます。
バス停は、伊勢原駅の改札口を出て(改札口は1箇所)右に曲がり、つきあたりの左側にある階段を降りて(エスカレーターは上りのみ、エレベーターあり)、真っ直ぐ進むとすぐ見える4番線です。
このバス停のすぐ近くには公衆トイレがあります。
バス停に並んだ直後に娘にトイレ、と言われました(苦笑)
バス停は登山客で並んでいることが多いので、すぐにわかると思います。
バス停の目の前には鳥居があります。
この日はケーブルカーの始発に乗るつもりでバスを選びましたが、バス発車時には満員状態でした。
バスは大山ケーブルカー駅まで30分弱かかるので、子供連れで行く場合などバスに座っていきたい、という場合は、早めに到着して並ぶことをおすすめします。
バス運賃は他の神奈中バス同様、後払いです。
Suicaなどの電子系ICカードを使う場合、乗車時にタッチしておく必要があります⚠︎
大山ケーブルカー駅からケーブルカー乗り場まで
こま参道
バスを降りて(バス終点)からケーブルカー乗り場までは結構な距離があります。
「こま参道」と言われる、お土産物屋さんや食べ物屋さんが続く参道をひたすら登っていきます。
ほぼ階段です…。(382段だそうです)
階段の踊り場には名物の大山こまをデザインしたタイルがあり、踊り場の数を示していたり、途中途中にはクイズがあったり、趣向が凝らされていますが、普段運動不足のわたしと、突然、階段だらけのところを登ることになった娘は、とにかく必死に歩くのみ、という感じで、今回はこれを楽しむ余裕はありませんでしたね(笑)
娘は弟と手を繋いでいたので、わたしは自分が登るのに集中でき、弟に感謝でした。
弟は娘を引っ張りながら歩いていたので、大変だったと思います…(汗)
普段、わたしは歩くのがかなり早い方ではあるのですが、こま参道では次々に抜かされていきました(苦笑)
ケーブルカー始発前の早い時間だったこともあり、老若男女問わず、皆さん、急ぎ足ですごいスピードで登られていて尊敬…!!
そんな感じで早いスピードとは言えないスピードで必死に登っていきましたが、それでも15分でケーブルカー乗り場に着くことができました。
こま参道にはお土産物が豊富なので、お土産を買いたい方は帰り道にこちらで購入することをおすすめします、というかマストだと思います。
ここを逃すと、他にお土産を買えるところは……ほとんどないと思って良い気がします。
ケーブルカー乗り場
今回は始発に乗ることを目指して、無事に約15分前に乗り場に到着。
チケット販売所前にはスタッフの方がいらっしゃり、並ぶ場所などを誘導してくださいます。
この日は確か、10分前からチケット販売が開始されたと思います。
チケット売り場は窓口のみで、フリーパスを既に持っている人はそのまま入場することができます。
ケーブルカーの駅は、
- 大山ケーブルカー駅
- 大山寺駅
- 阿夫利神社駅
の3つで、往復乗車券を購入した場合、大山寺駅で途中下車することができますが、あくまでも往復乗車券なので、阿夫利神社駅で降りて、大山寺駅に行き、また阿夫利神社駅に戻って、ということはできません⚠︎
ケーブルカーからの眺めにまず感動
ちょうど新緑がキレイな季節が始まった頃だったので、ケーブルカーに乗りながら、新緑の美しさに癒されました。
阿夫利神社に向かう時は、ケーブルカーは後ろ向きに登っていくので、乗車している私たちも後ろ向きに登っていくことになり、初めは変な感じがしました。
高所恐怖症気味のわたしは初めは慣れませんでしたが、阿夫利神社が近づくと、眼下には伊勢原〜平塚の街並み〜海が見えてきて、その景色に、あぁ、来てよかった、という気持ちになったのでした☺︎
大山阿夫利神社下社に到着
ケーブルカーを降り、少し歩くと大山阿夫利神社下社に到着です。
娘はまた階段登るの?と言っていましたが、ここの階段は少しなので登り切ってくれました。
青い空に鳥居が映えてなんて綺麗な景色……お疲れ気味の娘の横で感動している母なのでした。
澄んだ空気に青空、新緑……、ここで息をするだけで清々しい気持ちになる、素晴らしい神社だと思いました。
下社からの景色。
写真だとわかりにくいですが、実際は街も海ももう少しはっきり見ることができました。
この景色、しばらく眺めていたい、と思いましたが、4歳の娘と一緒だとそうもいかず…。
子供の場合、景色を眺めてしばらく感動、というのはまだ難しいですよね(苦笑)
限定頒布の新緑の御朱印
今回の目的の1つが御朱印をいただくことでした。
初めての御朱印は小さな頃から馴染みがある大山でいただきたかった、という気持ちがあり、まず阿夫利神社に参拝し、その後、大山寺に伺いました。
御朱印帳は市販のものにするかどうするか悩んだのですが
市販のものは可愛いデザインのものがとても多い♡
悩んだ結果、阿夫利神社でいただくことにしました。
全部で3種類の御朱印帳がありましたが、こちらを選びました。
御朱印帳の初めのページにはすでに通常の御朱印が書かれていますが、わたしは新緑の限定の御朱印をいただきたかったので、新緑の御朱印も拝受しました。
この御朱印は職人の方による手漉きの小川和紙を使用しているそうで、とてもキレイな御朱印です。
初めての御朱印に素敵な御朱印をいただくことができ、幸せな気持ちになりました。
御朱印の対応時間はケーブルカーの運行時間に準ずる
HPには受付時間は9:00~17:00となっていますが、繁忙期でケーブルカーの運行時間が早まる場合は、それに合わせて対応していただけるようです。
現在、御朱印は全て書き置きでの対応
現在、阿夫利神社では、コロナの感染防止の観点から御朱印は全て書置きでの対応です。
次回以降のブログで書きますが、阿夫利神社の後に移動した大山寺でも御朱印をいただきましたが、同じく書き置き対応だと思っていたところ、大山寺では、目の前で美しい墨書を直書きしていただいたので、驚きと感動と感銘と……何とも言えない気持ちになり、このご時世にとてもありがたい経験をさせてもらった、と思いました。
今回、阿夫利神社と大山寺で御朱印をいただいてから、同日に伊勢原大神宮、そして後日、2つの神社で御朱印をいただく機会がありましたが、書き置き対応が1箇所、直書きですが対面ではない形(書いているとこは見えない)が2箇所でした。
御朱印に関して初心者ですが、目の前での直書き、というのは希少なのかな、と感じています。
参拝後は境内で休憩
娘がお疲れ気味だったので、大山寺に移動する前に、休憩することにしました。
本当は茶寮 石尊で休憩したかったのですが、開店時間までまだ時間があり、大人だけなら景色を眺めながら待ちたいところでしたが、娘には厳しそうだったので、今回は茶寮石尊は諦めて、階段を下り、境内で休憩することにしました。
お団子に惹かれながらも、お団子を焼いている横の建物は店内でゆっくり座れそうだったので、こちらであんみつとお汁粉をいただきました。
きちんと確認しなかったのですが、お店の名前は多分、さくらやでいいのだと思いますが…確信は持てず。
(調べてみましたが、さくらやさんの店内画像とは一致しないのです…(汗))
店舗利用者のみ、店内トイレを使うことができるので利用させてもらいましたが、とてもキレイなトイレでありがたかったです。
この後、ケーブルカーで大山寺へ向かい、下山、そして伊勢原大神宮へ向かうことについては、次回のブログでまとめます。
4歳の子供と大山阿夫利神社まで行った感想
娘の様子を見ていると、きついのはやはり行き(登り)だったように思います。
登り切ってしまえば、娘の場合は帰りは辛そうではありませんでした。
(娘の場合は、元々歩数に関しては結構歩ける、というのと、大好きな弟と一緒に登っている、というのが前提にありますが)
ケーブルカーの始発を利用し、登山客が少ないうちに参拝を終え、下山したので、空いている大山を堪能できたのは非常に良かったと思います。
(憧れのカフェは利用できませんでしたが…)
でも、4歳の子供からすれば、景色も神社も長い時間楽しめるものではないので、景色や雰囲気をじっくり楽しむ、というのはやはり難しいですね。
とても良い場所だったので、次は大人のみでゆっくり訪れたいな、と思いました。
そして、今回はケーブルカーを利用しましたが、いつかはケーブルカーを使わずに登山、そして山頂の本社へ行ってみたい、と思ったのでした。
服装
ケーブルカーを利用して下社までの参拝であれば、靴が歩きやすいものであれば、普段着でOKだと感じましたが、階段は多いので、個人的にはスカートはNGだと思います。
標高700m程なので、気温がぐっと低くなることはありませんでしたが、今回は朝早くの移動だったので、はおりもので調整しました。
ケーブルカーを利用しないで下社に行く場合、そして山頂の本社を目指す場合はしっかり登山の準備が必要だと思います。
実際に、皆さん、しっかりと登山の装いでした。
小学生くらいのお子さんも何人かいましたが、しっかり登山スタイルでかっこよかったです。
娘用の大きめリュックを探していましたが、登山している女の子が持っていたノースフェイスのこの色が良い色だったので、娘は形違いのこちらを購入することにしました。
22Lの大容量なので、小学生になっても長く使えると思います♡
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いつかは息子にも色違いでお揃いにしたいな。
このサイズならわたしでも持てるので、一緒に使えそう◎
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大山阿夫利神社概要
最後に少しだけ大山阿夫利神社の概要を。
創建は紀元前97年頃(!)。(今から約2200年以上前とか…!)
大山は別名「あめふり山」と呼ばれ親しまれてきましたが、確かに小さいころから天気が良い日は別ですが、曇りの日はふと大山を見ると雲がかかっていて、「大山は天気が悪そうだな~」と思うことがよくあったような記憶があります。
標高約1,250mの大山山頂に本社、標高700mの中腹に下社があります。
御祭神は大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)、高おかみ神(たかおかみのかみ)、大雷神(おおいかずちのかみ)で、本社に祀られています。
平成28年4月には「大山詣り」が日本遺産に認定されています。
大山阿夫利神社は本当に素晴らしい神社だったので、再訪できる日が楽しみです。
この後に行った大山寺についてはこちらの記事で紹介しています。
お読みいただきありがとうございました。