育児

超低出生体重児の息子の急成長は幼稚園年長の1年でした~4月からいよいよ小学生~

 

お読みいただきありがとうございます。

Blue+Greenです。

初めて息子のことを記事に書いたのが2019年の7月でしたが

小さかった息子も6歳になり、先日、幼稚園を無事に卒園しました

4月からはいよいよ小学1年生です。

もちろん準備は進めていますが
「あんなに小さかった息子が小学生になるの…!?」
と未だに信じられない気持ちもあります(汗)

息子は普通級に入学を決めるまでを書いたのがこちらの記事ですが

年長さんになったばかりの昨年の4月、5月の時点では、普通級と支援級、どちらが息子にとってよいのか悩んでいる状況でした。

秋に普通級と決めた大きな理由は、息子が確実に成長していること、だったのですが、その後もぐんぐんと成長し、入学を控えた現時点で、心配がないわけではありませんが、普通級で元気に過ごしていけるだろう、と思っています。

大きく成長した幼稚園年長の1年

年少、年中の息子をざっくりまとめると…

人生山あり、谷あり、と言いますが

息子が幼稚園年少さんのときの私のメンタルはほぼ谷だったと思ってしまう1年でした。

息子なりに成長はしていますが、他のお友達もどんどん成長します。

周囲との差・違いは仕方ない。
息子をしっかり見て、息子の成長につながることを、という思いは常に持つように心がけていましたし、行動にもうつしていましたが、それでも心が折れそうになる日ばかりだった記憶があります。

年中さんになって、年少さんのときよりも確実に成長していましたが、それでも私自身の感じ方・私のメンタルは、基本は谷ベースで時々小山、くらいな感じでしょうか…(汗)

幼稚園に行くのはいつも緊張していましたし、幼稚園行事のときは数日前から緊張と胃痛、みたいな感じでした(汗)

他のママと気軽に談笑するなんて畏れ多い気がしてしまって、すみっこでひたすら時が過ぎるのを待っていました。

一方、息子は幼稚園が大好きで、行き渋ることは3年間1度もありませんでした。

それは、幼稚園の先生方が息子の特性、息子の成長段階を大切にしてくださり、みんなと一緒であることを強制することなく、息子の個性を大切にしながら、息子の成長に合わせた働きかけをしてくださったからです。

幼稚園探しには苦労しましたが、この幼稚園に出会えて、この幼稚園に入園させてもらえて、本当に幸運だったと思っています。

年長さんで見せた成長

息子の幼稚園での生活に対しての私のメンタルは

年少…ほぼ谷
年中…基本は谷ベース、時々小山

だったわけですが、年長になってからは大きな谷はなくなだらかな山あり谷あり、という感じになりました。

それはつまり、息子の問題行動が減り、集団行動ができるようになった、ということです。

幼稚園のイベントも先生のサポートなく、一園児として参加できるようになり

  • 運動会
  • お泊まり保育
  • 遠足(登山)
  • 生活発表会
  • 卒園式

全て参加することができました。

特に、生活発表会と卒園式は問題行動は何1つなく、年少のときの息子を知っている人からすれば本当に驚く成長ぶりだったと思います。

この1年で息子が大きく成長したポイントは

  • 周囲を見る視野の広がり
  • 周囲に合わせる力
  • やるべきことを理解し、我慢が必要な部分は我慢すること
  • することがなくてもじっと座って待てること

このあたりかな、と思います。

例えば、年中さんの時点でも、生活発表会で自分の番を楽しんで発表することはできていましたが、自分の番以外のときはお友達の発表していることをじっと座って静かに見る、ということはできませんでした。

息子が時間をつぶせるよう、先生がそばにつき、息子の好きな本やお絵かきができるものを用意してくださっていて、それらでなんとか時間をやりすごす、そんな感じだったのです。

年長さんの生活発表会では、きちんと座ってお友達の発表を見ることができるようになっていて、ついにここまで成長してくれたんだな、と、発表しているシーン以上に感動してしまったのでした。

入園前に主治医が言ってくれた言葉が当たっていた

主治医が言ってくれた私にとっての奇跡の言葉

「今の息子の成長では幼稚園入園は厳しいのではないか…。
年中になるまででどこまで成長するかはわからないけれど、あと1年入園を待った方がいいのではないか」

我が家は年子姉弟なので、1歳上の娘が通っている幼稚園には到底入園させられない、と思い、息子の年少さんでの入園を諦めた方が良いのではないかと思った私は、主治医の先生にそう相談しました。

すると先生は即座に否定し

小さく生まれた子は、普通に生まれた子とは違う成長をしていくことが多い。
年少で幼稚園に入って、周りの刺激をたくさん受けたら成長していくと思う。
小さく生まれた子は、本当にぐーんと伸びる時期があるから、息子くんに合った幼稚園を探してあげて、お母さん

というようなことを言われて、そこから娘と息子を別々の幼稚園に入れよう、息子に合った幼稚園を探そう、と行動を始めたのですが、あのとき、先生からあの言葉をかけられていなかったら、きっと今の息子はなかったと思います。

息子の急成長は幼稚園最後の1年でした。(幼稚園の先生方もびっくりしていました)

 

息子の成長の助けになってくれたと思うもの

年長の夏に書いた記事でも触れていますが

息子の成長の助けになってくれたと思うもの、欠かせなかったと思うものについて、入学直前のこのタイミングでまとめようと思います。

入園する幼稚園選び

これに関しては、今までの記事でも上☝でも触れているので割愛します。

2歳半から始めた児童発達支援の療育

息子の成長の遅れに悩んでいたときに始めた児童発達支援の療育。

主治医の先生からは民間の療育は大して効果はないと思うよ?というようなリアクションをされたのですが、息子に何か良い刺激を…と始めたのでした。

主治医の先生のことはとても信頼していますが、この点は自分の直感を信じました。

療育では同じくとても信頼のできる児発管の先生に出会うことができ、息子の成長に良い影響を与えてもらったのはもちろんですが、私も精神面で助けていただきました。

療育に関しては始めた経緯ややめる経緯など、今までいくつか記事にしていますで、気になる方は読んでみてください。

療育からST(言語リハ)への切り替え

ある時期から、☝の療育の部分で主治医の先生が言っていた言葉に「なるほど」と思えるようになり、療育をやめ、言語リハを始めました。

言語リハももうすぐ卒業になりそうです。

好きなことにはできるだけお付き合い

息子は好きなものがはっきりしているので、できる範囲でお付き合いしてきました。

息子に合う習い事

息子は小さいときから英語に興味があったので、初めての習い事は英語教室でした。

椅子に座っていられるのかな、くらいの時期のスタートで親としては不安があったのですが、先生が「全然問題なし!大丈夫だよ!」とあたたかく迎え入れてくださったおかげで、レッスンにも慣れ、座って授業を受ける、という経験もすることができ、年長さんの1年間は小学生になった娘と小学生クラスで問題なくオールイングリッシュでレッスンを受けられるほどに成長しています。

ピーナッツ型バランスボールはマストでした

何度か書いているので詳細は割愛しますが、息子にはなくてはならなかったもの。

そろそろ卒業でもいいのかも…と思いますが、今現在も思い出したときにぴょんぴょんしてもらっています。

読み聞かせと読書の習慣

我が家は自慢できるほどたくさんの読み聞かせをしてきたわけではありませんが、それでも読み聞かせはできるだけしたいと思ってきました。

気づけば息子は娘より本好きになっている気がします。

多分ですが、平日、お友達と外遊びをすることがなく、幼稚園の後は、家で過ごしている息子は自然と本に触れる時間が長く、自然と本好きになっていっている、そんな気がしています。
(娘は幼稚園の頃から、降園後は1分でも長くお友達と遊びたい派なので、息子より読書量が少ないし、そんなに本好きではない気がする…)

読書の習慣は引き続き、大切にしていきたいと思っています。

毎日少しずつ家庭学習

こちらはとにかくコツコツ地道にやってきました。

なんせ息子は成長がゆっくりでとても不器用だったので、何を教えるにもすごく時間がかかりました。

でも最近、だいぶ実を結んできた気がします。

入学前の学習面に関しては次の記事でまとめたいと思います。

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息子のこの1年の成長は本当に驚くもので、週末、子供たちが寝た後に、夫とお酒を飲んでいると、お互いに「涙が出そうになるよね…」と言い合うほどです・笑

息子の成長は息子の頑張りはもちろんですが、良い影響を与えてくれたり、支えてくれる人に恵まれたことも大きいと思っています。

主治医の先生、幼稚園の先生方、児発管の先生、STの先生、習い事の先生、お友達やお友達のママ、など本当に恵まれたと思っています。

これからも感謝を忘れずに、邁進していきたいと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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