お読みいただきありがとうございます。
blue+greenです。
4歳の息子、6歳の娘の年子姉弟のアラフォーママです。
最近、子供たちが好きな絵本がチリとチリリのシリーズです☺
チリとチリリシリーズの魅力については後述していきますが、子供たちだけでなくわたしもすっかりハマってしまって(むしろわたしの方がハマってしまって・笑)、あっという間に現在出ている8冊すべて読んでしまいました。
今回は
- チリとチリリの魅力
- 8冊それぞれのおすすめポイント
- 子供たちとわたしが好んでいる1冊
についてまとめるので、初めの1冊やプレゼントの1冊を選ぶ参考になれば嬉しく思います。
以前まとめたミッケシリーズについてはこちらから☟
目次
チリとチリリシリーズの魅力
チリとチリリシリーズは、どい かやさんの絵本で、双子(表記はありませんが、双子ですよね?)のチリとチリリが自転車でお出かけするときに出会う動物との楽しくて不思議なストーリーです。
現在、出ているのは8冊です。
- チリとチリリ
- チリとチリリ うみのおはなし
- チリとチリリ まちのおはなし
- チリとチリリ ゆきのひのおはなし
- チリとチリリ はらっぱのおはなし
- チリとチリリ ちかのおはなし
- チリとチリリ あめのひのおはなし
- チリとチリリ よるのおはなし
子供だけでなく大人もハマる
チリとチリリは、色鉛筆やパステルで描かれているので、ふんわりとした世界観と絵が可愛く、色彩がとてもキレイなので、読みきかせをしているこちらが癒される、そんな絵本です。
色彩については、シリーズ初めの方が濃くて鮮やかで、新しいストーリーほど淡い感じになってきている気がしていますが、わたしはどちらも好きです。
また、想像力をかきたてられるストーリーで、読み終わりの余韻を残してくれるちょっと不思議なストーリーでもあるので、大人も魅了される絵本だと思います。
登場するものがすべて魅力的
絵本の中でたくさん登場するのが、食べ物や飲み物ですが、どれも美味しそうでネーミングもとても可愛いんです♡
例えば、「うみのソーダゼリー しんじゅクリームのせ」「いろいろないろのおんせんむしパン つぶつぶこおりざとうかけ」「あおりんごシロップいりはっかティー」など名前はどれも長め(笑)
食べ物だけでなく、おもちゃや毛糸や帽子など、出てくるアイテムすべてが可愛くて魅力的なので、子供たちも「この中だったらママはどれが好き?わたしはこれが好き!」「ぼくはこれかなー!」と読みながら盛り上がります。
季節感を感じられる絵本
わたしは絵本を選ぶときに、その季節に合ったもの、次の季節に読みたいものを選ぶ傾向があるので、チリとチリリはその点でもピッタリです。
初めて選んだのは夏が始まる頃に、チリとチリリ うみのおはなしでした。
このとき一緒に購入したのが、いつつごうさぎとうみのほうせきで、こちらも可愛くて素敵なお話。
個人的な感想としては、素朴さがあって世代を問わずにより好まれそうなのはチリとチリリ、よりキラキラ感があるのはいつつごうさぎシリーズかな、と思いました。
チリとチリリシリーズは季節感を全面に出していないものもありますが、絵柄からの判断も含めて、季節ごとにわけてみるとこんな感じかな、と思います。
(うみのおはなし、以外は全てチリとチリリのワンピースは長袖)
【春】
- チリとチリリ はらっぱのおはなし(晩春かな)
【梅雨】
- チリとチリリ あめのひのおはなし
【夏】
- チリとチリリ うみのおはなし
【秋】
- チリとチリリ よるのおはなし(晩夏~初秋かな)
- チリとチリリ まちのおはなし
【冬】
- チリとチリリ ゆきのひのおはなし
【不明】
- チリとチリリ
- チリとチリリ ちかのおはなし
初めの1冊や、どれかをプレゼント、という際には、季節で選んでみても良いかもしれませんね☺
全8作のおすすめポイントと感想
チリとチリリシリーズの全8作を出版年の古い順にまとめていきます。
チリとチリリ
シリーズ1作目のチリとチリリです。
舞台は森の中。
緑が鮮やかに描かれていて、美味しそうな飲み物、食べ物と動物たちとのあたたかい交流が描かれています。
チリとチリリ うみのおはなし
チリとチリリシリーズの中で一番レビューが多いのは、こちらのうみのおはなし、でした。(楽天ブックス)
そして、わが家の最初のチリとチリリは上にも書きましたが、こちらで、チリとチリリの魅力を知った1冊です☺
舞台はもちろん海。
美味しそうなデザートと素敵な宝物、暗い海と明るい海、キラキラなショー、とてもキレイな色使いに魅了された1冊で、とてもおすすめです。
チリとチリリ まちのおはなし
舞台はまちの中、季節は秋です。
チリとチリリシリーズでは珍しく、人とのふれあいが描かれています。
花をモチーフにした素敵な糸、織物、素敵なお屋敷に庭、そして最後は可愛い鳥が出てきます。
家や路地などの街並み(レンガ使いが秀逸!)が素敵で、こちらもとても好きな1冊♡
チリとチリリ ゆきのひのおはなし
チリとチリリの服がふわふわ冬ver.で可愛いゆきのひのおはなし。
森に出かけていくと、たくさんの動物や美味しそうな飲み物やお菓子に出会います。
雪や氷の描写がキレイで、一方で暖かさを感じるシーンもたくさん。
寒い冬の日ですが、ほっこりした気分になる1冊です。
チリとチリリ はらっぱのおはなし
はらっぱのおはなしは、シロツメクサの晩春~蛍の初夏の季節のおはなし。
家の前のはらっぱで遊ぶところからスタートです。
はらっぱが舞台なので、たくさんの虫や花に出会い、定番の美味しい飲み物やお菓子も登場します。
虫が苦手なお子さんでも、描写が可愛いので大丈夫な気がします☺
チリとチリリ ちかのおはなし
ちかのおはなしは、家の地下の貯蔵庫から始まります。
季節は外の景色を見ると、おそらく秋ですが、季節感が全面に出ていないお話。
舞台はもちろん地下ですが、絵が暗くなりすぎることないのはさすがです。
今までもたくさんの動物と出会ってきましたが、今回も新たな動物との出会いがあります。
チリとチリリ あめのひのおはなし
あめのひのおはなしでは、チリとチリリの可愛いカッパ姿が見られます。
チリとチリリのシリーズは不思議感のあるおはなしが多いですが、個人的にはこちらのおはなしが一番不思議感ありでした☔
絵柄の美しさはこちらが一番好みかもしれません☺
チリとチリリ よるのおはなし
シリーズ最新作が、よるのおはなしです。
読む前は、夏祭りなのかと勝手に思っていましたが、秋祭りが舞台です。
お祭りのワクワク感と、チリとチリリならではの素敵な屋台や食べ物、アイテムたちが素敵な1冊。
可愛いクロネコが出てくるので、猫好きさん必見です🐈
1作目のチリとチリリとこちらを比べると、色彩はこちらの方が淡くふんわりしているのがよくわかります。
子供目線、大人目線でチリとチリリのおすすめを選んでみました
子供たち目線と大人目線で分けておススメを選んでみました。
初めはランキング形式にしようと思いましたが、おすすめの3冊は選べても、ランク付けしようとすると、同率1位だと思ってしまったので、ランク付けはやめました。
選びながら思ったのですが、チリとチリリのシリーズは、これはないな、というのが全くなくて、どれも素敵なお話ばかりなんです!
なので、選ぶときは季節で選んでもいいと思いますし、どれを選んでも外れなし!と個人的には思います☺
ということで以下に挙げるおすすめは、個人の好みが反映されたものになります(汗)
4歳・6歳のおすすめ3冊
- うみのおはなし
- はらっぱのおはなし
- よるのおはなし
2人とも、どれも好きなんだけどね~、と言いながら選んだのがこちらの3つです。
それぞれについては上で書いているので、割愛します。
アラフォーママのおすすめ3冊
- まちのおはなし
- ゆきのひのおはなし
- よるのおはなし
わたしが選んだのはこちらの3冊です。
どれも秋~冬のおはなしなので、あたたかくほっこりするものばかり。
わたしはこういう系のお話が好きなのかもしれません☺
今回はチリとチリリシリーズについてまとめてみました。
気になるものがありましたら、ぜひ手にとってみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました。