お読みいただきありがとうございます。
Blue+Greenです。
6歳・5歳の年子育児中のアラフォーママです。
5歳の息子は24週0日に約600gで生まれた超低出生体重児です。
今まで成長記録や幼稚園選び、自宅学習、療育を始めてから卒業するまで、など様々な記事を書いてきました。
(育児カテゴリーにまとめてあります)
発達検査についても書いてきましたが、具体的な数値を書くことは控えてきました。
現在、5歳4ヶ月の息子は先日、WISC-Ⅳを受けました。
まだ結果は出ていませんが、結果が出れば、きっと他の方のブログなどで載せてくださっている数値を参考にすることがあると思うので、今回は、息子が修正1歳6ヶ月と3歳で受けた新版K式発達検査、4歳で受けた田中ビネー知能検査の数値を、今回記録してみることにしました。
どなたかの何らかの参考になると嬉しく思います。
【息子の基本情報/5歳4ヶ月】
- 幼稚園年長
- 私自身が息子と過ごす分には困りごとはなし
- 現在、幼稚園では加配はなく、必要時に先生がサポートに入っている
(年中途中までは加配に近い形だった) - 話すスピードはゆっくり
- 一番心配なのがお友達関係
- 学習面は家庭学習で少しずつ成長中
(今までも適宜書いていますが、最新のものは別記事にまとめる予定) - 普通級がいいのか、支援級がいいのか考えているところ
目次
修正1歳6ヶ月で受けた新版K式発達検査の結果
- 検査時年齢…1歳10ヶ月(修正年齢:1歳6ヶ月)
- 検査名…新版K式発達検査2001
検査結果
領域別 | 発達指数 | 発達指数(※修正) |
姿勢・運動 | 1歳0ヶ月 | 58(65) |
認知・適応 | 1歳0ヶ月 | 56(67) |
言語・社会 | 1歳1ヶ月 | 73(73) |
全領域 | 1歳0ヶ月 | 56(67) |
姿勢・運動領域
- 独歩可能、早歩きも見られた
- 階段は立位の昇降はまだ難しい(両手支持が必要)
認知・適応領域
- 提示された用具に興味を示す(探索行動あり)
言語・社会
- 指さし行動はなし
- 検査場面では発語なし
- 発声や喃語は活発にあり
- バイバイへの反応は難しい、ちょうだい・検者とボール遊びには応じられる
- 他者への興味も伺える
所見
- 生活年齢との間に10ヶ月(修正年齢とは4ヶ月)の差が認められる
- 3領域とも概ね1歳の発達段階にある
- 3領域間に差はなし
療育について初めて話が出る
まだ1歳、ということもあり、結果にショックを受けることはなかった気がしますが、心理士さんから療育について情報を集め始めても良いかもしれません、という話があり、これが療育について考えるきっかけになりました。
療育について、今までも記事を書いていますが、大まかに書くと、2歳5ヶ月で受け始め、先日(5歳)で卒業したので、約2年半お世話になりました。
3歳で受けた新版K式発達検査の結果
- 検査時年齢…3歳0ヶ月
- 検査名…新版K式発達検査2001
- 私は聞き取り調査があったので、検査には夫が同席
検査結果
領域別 | 発達指数 | 発達指数(前回) |
姿勢・運動 | 2歳0ヶ月 | 68(58) |
認知・適応 | 2歳1ヶ月 | 69(56) |
言語・社会 | 2歳4ヶ月 | 78(61) |
全領域 | 2歳2ヶ月 | 72(56) |
姿勢・運動
- ぎこちない動作ながらも2歳までの課題を通過
認知・適応
- 例示に沿って模倣する課題を中心に通過
言語・社会
- 名称の名前や具体的な概念に関する課題を通過
- 数字や文字への興味は高いようだが、具体的な物と数値を対応させる課題は指示理解の難しさから通過には至らず
検査時の様子
- 名前は普段呼ばれているあだ名で「〇くん」と答える
- 室内にある自分の気になるものに注意がむく
- 似たような課題が続くと、声を上げたりのけ反ったり、拒否的な言動が目立つ
- 課題意識は育っているが、試行錯誤することはまだ難しい
所見
- 生活年齢(3歳0ヶ月)との差は10ヶ月
- 前回検査時と比べると3領域共に上昇しており、成長が伺える
- 既に療育機関への通園や集団参加の機会があるため、今後も支援を活用し、他者とのやりとりを楽しみながら課題意識を育んでいけると良いと思われる
4歳で受けた田中ビネー知能検査Vの結果
- 検査時年齢…4歳0ヶ月
- 検査名…田中ビネー知能検査V
上記2つの新版K式発達検査は出生病院で受けていますが、こちらの田中ビネーは別の病院で言語リハを始める際、受けた検査になります。
検査結果と所見
精神年齢3歳6ヶ月 知能指数88
- 離席になく検査に取り組める
- 注意集中は15-20分程度
- 物品を使用する課題では手が伸びてしまうことが多い
- 復唱場面では苦手意識からかすぐに諦めてしまう
- 視覚認知や言語理解・表出に大きな差はなく、相手への注意がしっかり向けば概ね年齢相当程度
- 視覚的な注意力、目と手の協応は年齢相当に発達している
- 言語理解は事物の属性の理解や形容詞などの抽象的な概念は曖昧さがある
⇒数値上、知的発達に大きな遅れは認めない。今後も言葉を伸ばすために、引き続き、丁寧な言葉かけが必要。
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今回は発達検査の数値や所見をまとめてみました。
以前の検査結果を久しぶりに読んでみて、息子の成長を改めて感じました。
今も課題はたくさんあるように思いますが、就学に向けて、私が焦りすぎないようにサポートしていこう、と自分に言い聞かせているこの頃です。