育児

【発達遅滞/超低出生体重児】幼稚園最後の運動会は果たして!?~3年間の運動会の様子の振り返り~

 

お読みいただきありがとうございます。

Blue+Greenです。

5歳、7歳の年子育児中のアラフォーママです。

 

このブログは5年前に約4ヶ月早く、600gで生まれた超低出生体重児の息子の記録のために始めたものです。

息子は現在幼稚園年長さんの5歳。

超早産のために一学年上がってしまったこともあり、発達が遅れていて、周りから浮き続けていた息子。

この成長の遅れが、超早産による発達遅滞でいつか追いつくものなのか、それとも発達障害なのか、発達検査は定期的に受けてきましたが

ずっと様子を見てきました。

最近になって、ようやく成長が少し追いついてきた、と言えるかな、と思えるようになりましたが

運動会はやはり緊張するイベントです。

何度か触れていますが、息子は協調性発達運動障害なのではないか、と思うほど身体の使い方が不器用で、運動も苦手です。

最近は、練習をすればそれなりにはできるようになるものも増えましたが(以前は練習しようにもそのスタート地点にも立てない感じでした)、年長さんの運動会は種目が多く、内容も高度になります。

昨年、年中さんで運動会に参加したときから、年長さんの種目を見て、翌年を心配したのを覚えています。

ただ、心配の度合いとしては理解力が低かった一昨年、昨年の方が圧倒的に強く、今年は練習を重ねていけば、なんとかなるかもしれない、という思いもありました。

一昨年、年少の運動会の様子はこちらでまとめていますが

一言で言うと、ほとんど参加することができませんでした

事前に練習の見学をお誘いいただき、そのときにこっそりと見た息子が一番生き生きと踊っていました。

昨年、年中の運動会の様子先生のサポートを得ながらすべて参加することができました

ただ、昨年も本番に観客の多さや雰囲気に圧倒されてしまい、本人が力を出し切れない可能性があるのではないか、と先生が心配してくださって、年少のときと同様に事前に練習の見学のお声かけがあり、見学させていただきました。

そして、いよいよ今年、年長の運動会です。

参加種目は4つ。

  • 玉入れ
  • 踊り
  • 組体操
  • リレー

です。

年長の運動会で大きな成長が見られた点

大きく成長した点

先生がそばにつくことが一度もなかった

最初の入場のときから昨年とは様子が違いました。

一昨年、昨年は列の一番最後に先生と手を繋いで入場し、開会式も列の最後で先生が周りで見守る形でした。

(年少のときは飽きて、途中からはしゃがんで砂で遊んでいました)

今年は他のお友達と一緒に列に並び、先生がつくことは一度もなく入場、整列し、開会式に参加できていました。

そろそろ息子にもできるんじゃないか、そう思っていましたが、実際に目の当たりにするとても嬉しく、開会式までで感無量、という感じの私だったのでした(笑)

その後の種目でも息子のそばに先生がつくことはなく、最初から最後まで一園児だったことに驚きました。

踊り、組体操は練習通りに頑張れた

上にも書いた通り、不器用な息子なので、組体操の内容は夏休み前に先生から教えていただき、家でも練習をしました。

幼稚園で練習が始まってからはほぼ毎日練習しているようだったので、家ですることは控えましたが、組体操はたくさん練習した甲斐があり、練習通りに行うことができていました。

踊りは正確性には欠けていましたが、これは予想通りで、ただ隊形移動のタイミングや位置などはばっちりでした。

この2つを見たときは涙腺が強い方にも関わらず、泣いてしまいましたが、このあとの種目で冷や汗をかくことになります…。。(やっぱりオールOKでは終わらないのよね…)

待ち時間も椅子に座り待つことができた

発達遅滞の息子を育てていて思ったのは、やることがないときでもきちんと待てるってすごいこと!ということです。

1歳上の娘は成長が早く、何事も完璧にこなすタイプなので、息子を育てるまでこの点にフォーカスしたことがなかったのですが、幼稚園のイベントで、自分の番以外の時間に、問題行動なく待てる定型児ってすごいな、と、この2年間思い続けていました。

やらなければいけないことをやる、ということは練習を重ねればできるようになっても、何もすることがないときに、きちんと座って待つ、というのは息子にとって非常に難しいことでした。

昨年までは先生が近くについてくれていましたが、今年は年長さんになると問題行動を起こす子もいないので、先生の目が全く届いていない待ち時間も多少あり、時々息子の様子を見ていましたが、暇そうながらも他のお友達同様待つことができていて、これができるようになったんだな、としみじみしました。

残念だった点

リレーの練習での様子は先生から伺っていて、自分の足の遅さに悔しい、と泣いてしまうことがある、とのことで、先生方は「リレーはみんなで力を合わせるものだから、〇〇くんが遅くても泣かなくていいんだよ。」ということを話してくださっていて、家でも同様に話していました。

結果論になってしまいますが、☝のことと同時に

「でも、一生懸命走らなかったらクラスのみんなは悲しい思いをするんだよ。遅くてもいいから一生懸命走らないといけないよ。」

ということを伝えなければいけなかったと思っています。

特に太字の部分です。

一生懸命走っても遅いのなら仕方ない、ということは伝えてきたつもりですが、それをしなかった場合、クラスのみんなに迷惑がかかる、というリレーの基本を息子は多分あまりわかっていませんでした(汗)

練習では常に一生懸命走っていたようなので、私もその注意が必要なことが抜けてしまっていて、ですが、当日の息子は、一生懸命、とは言えない走りだったのです。(特に後半)

理由としては

  • 前半でかなり差がついてしまってやる気がなくなってしまった
  • 観客に気を取られてしまった
  • 組体操とダンスの達成感と疲労感で完全に集中力が欠けていた

このどれかなのかすべてなのかはわかりませんが、見ていてそんな印象をもちました。

息子の走りに私はかなりがっかりしましたし、クラスのみんなに申し訳ない気持ちになりました。(クラスのお友達の走りは圧巻でした)

息子がリレー前に集中力が切れていて、ちょっとグダグダした感じになっているのは遠目でも感じていたので、うまく本人の近くにいって声をかけるべきだったんじゃないか、私の反省点であると同時に、でもそれが現時点での息子の能力なんだ、とも思いました。

総評

年少の頃のことを考えると、息子の成長ぶりは目を見張るものがあり、本人もとても努力してきたんだと思います。

運動会でのこと、練習をがんばってきたことはたくさん褒めました。

同時にリレーのことは撮った動画を見ながら話をしました。

本人なりに思うところはあったようです。

これからも本人の成長を促すためにできることをやっていこう、と改めて思った運動会でした。

すぐに取り組みたいのは、我が家はよく歩いていると思うのですが、歩くことに加え、運動能力向上を目指して公園遊びも増やしていこうと思っています。

また、バランスボールを最近さぼり気味だったので、しっかりやってもらおうと思います。

バランスボールはうまく伝えられませんが、息子にはすごく良い効果があるように感じているんです。でも、大きくなってからはついサボりがちになってしまうことも多いので、日々のルーティーンに組み込むことを考えてみようと思います。

 

 

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