育児

【超低出生体重児・発達遅滞】半年間の幼稚園生活の振り返りと初めての運動会の記録

 

お読みいただきありがとうございます。

blue+greenです。

5歳&3歳の年子育児中のアラフォーママです。

今まで何度もブログに書いてきていますが、3歳の息子は2018年に24週で約600gで生まれた超低出生体重児です。

4ヶ月早く、早生まれで生まれてきたため、予定の学年より1学年上がる形になりました。

昨年は幼稚園選びに苦心した1年でしたが、そのときに幼稚園探しについて、いくつか記事を書いています。

今日は、今年の春に入園して半年が経った現在の息子の様子と今までの幼稚園生活の経過、幼稚園への思いについて書いていこうと思います。

なぜこの記事を書こうかと思ったかというと、超低出生体重児に限らず、成長がゆっくりな子や発達障害グレーゾーンな子の幼稚園選びは、定型の子の幼稚園選びに比べて、苦労することが多いと思うのです。

私自身、昨年は、「超低出生体重児 早生まれ 幼稚園 幼稚園生活の実際」などなど、似たような境遇の子がどんな雰囲気の幼稚園に通っていて、どんな幼稚園生活を送っているのか、送れているのか、時間さえあれば検索していました。

その子の成長や幼稚園、そして地域によっても、多種多様なのはわかっていますが、そういった子がどんな幼稚園生活を送れるものなのか、少しでも情報が欲しくて、必死に調べた記憶があります。

そして、今、来年の幼稚園入園に向けて幼稚園探しをしている、療育で出会ったお友達ママの話を聞くと、やはり苦心して、悩んで探しているな、という印象です。

今回のこの記事が、こんな風に幼稚園生活を送っている子もいるんだ、と少しでも参考になれば嬉しく思います。

入園前の息子の様子

入園前の成長発達についてはこちらでまとめていますが、

簡単にまとめると

  • 2語文は話せるが、3語文はほとんど出ず。
  • 手伝ってほしいときの一言は出る。
  • 言葉で意思を伝える、ということはまだできない→ギャン泣きする(ひっくり返ることもある)
  • トイトレは全く進んでおらず、全てオムツ
  • フォーク・スプーンでごはんは食べられる、食欲旺盛

こんな感じでしょうか。

 

入園直前まで幼稚園プレに通っていましたが、そこでは、好きなこと限定で参加できるが、それ以外は全く別行動、座ってね、の指示も通らない、先生の目を見てお話しできない、という状況でした(涙)

今思い出しても……よく入園させてもらえたな、と思います。。

入園前にしていた準備

上にも書きましたが、トイトレはこの時点ではまだ指示が入らないので諦めていました。(幼稚園からもオムツでOKで、入園後様子を見ながらトイトレしましょう、と許可を得ていました)

少しでも自分でできることを増やしたいと思い、まずは食べることが好きな息子とお弁当を食べる練習をしました。

お弁当練習

通園バッグからお弁当袋を取り出し、お弁当袋からお弁当・ランチョンマット・スプーン・フォークを取り出し、コップ袋からコップを取り出し、という、器用な上の娘なら練習せずとも一人でできてしまうことを、息子の場合は繰り返し練習しました。

救いだったのは、息子は「お弁当を食べたい」「食べるのが楽しみ」と思っていたので、この練習は嫌がらずにすることができました。

そして、お弁当を食べる息子の様子を観察し、息子が食べやすいもの、食べにくいものなどチェックしていました。

お弁当に関しては、現在も、栄養面も多少は考えますが、一番はこぼさずに食べられる食べやすいものを優先して入れています。

幼稚園グッズは、息子が扱いやすいものを、と、購入するアイテム全てをかなり吟味し、購入したけれど買い直したものもあります。

(通園バッグは自由なのですが、初めに買ったものは、生地が柔らかく、お弁当袋の出し入れが息子には難しそうだったので、すぐに別のものを購入して、ファスナーの開け閉めの練習などをしました)

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お弁当箱は開け閉めのしやすいこのタイプを選びました。
不器用な息子でも難なく開け閉めできていて、これにしてよかったです。

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水筒はこぼさないようストロータイプのものを。
今ならそろそろ直飲みでも大丈夫かな、とも思うのですが、ストロータイプの方が、こぼす心配が少なくて安心かな。

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娘が使っている象印のステンレスボトル。
直飲みで衛生的、そして中が乾きやすいので、息子の水筒を買い替えるときはこちらにしたいと思っています。
量的にも来夏までには買い替えかな。

 

スプーン・フォークのカトラリーはこちらの記事でおすすめしています。

お弁当に関しては、練習の甲斐あってか、幼稚園でもスムーズにお弁当の準備をして待ち、ぺろりと完食しているそうで、入園直後に「おうちで練習してくださったんじゃないですか?」と先生から声をかけていただきました。

靴の練習にはIFMEが活躍

お弁当以外では、靴の着脱を重点的に練習しました。

このときに書いたIFMEの靴は現在も同じものをサイズアップしてリピートしています。

 

後ろについている大きな輪(プルストラップ)が不器用な息子には非常に良くて、今のところこれ以外使えません。

新幹線シリーズは今まで4足買ってきたので、次は別のIFMEにしようかな、とは思っていますが、まだまだIFMEのお世話になりそうです。

1つでも息子が1人でできることがある、そう思うと、親としては少しホッとします。

入園から半年間の幼稚園生活の歩み

ここからは実際の幼稚園生活について書いていこうと思います。

入園式

入園式は我が家は欠席、という選択をしました。

当初の息子の発達だと、参加しても全く座っていられないだろう、なんなら開始前の少しの時間は座っていられてもその後は全く座っていられないだろう、とわたしは思っていて、事前に先生とお話しし、入園式の雰囲気(厳かな式)、会場の規模などもお伺いし、不参加を選択させてもらいました。

4月・5月・6月

バスに乗ることを全く嫌がらず、毎日登園していくことに驚いた4月。

2週目に個人面談をしています。

どういう幼稚園生活になるのか、私自身予想ができない部分が多かったのですが、この時の印象としては、思った以上に幼稚園生活に適応できていて、1ヶ月前までの幼稚園プレの時よりぐっと成長している、ということでした。

先生方も同様の印象を持ってくださっているように感じました。

一方で、疲れた出てくる午後の時間を集団で過ごすことが難しい(椅子に座れず、床にひっくり返ってギャン泣きなど)ということで、しばらくは週4日の半日保育で様子を見る、ということになりました。

(週1日は療育に行くためお休み)

幼稚園では毎日、お外で砂遊びができ、水も自由に使うことができるため、砂遊びが大好きな息子は大喜びで、泥だらけになって遊んでいるようです。

毎日洋服が泥だらけでびっくりしますが、普段、そこまで泥だらけで遊ばせてあげることが難しいので、非常にありがたいことだと思いました。

幼稚園で毎日思う存分、お砂遊びができるためか、最近では以前あった石への執着や、公園に行くと、お砂場に直行、ということがなくなり、バランス感覚がよくなった、と感じています。

本当に感謝ですね。

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毎日、泥汚れと格闘するため、洗剤はいろいろと試しています。
こちらは気に入っているものの1つで、オキシクリーンのジェルスティックです。

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こちらも愛用品。
スティック状は使いやすいです。

 

7月

保育参観と2回目の個人面談がありました。

上の記事の通り、成長した息子の姿と、幼稚園の先生方の手厚いサポートに感謝しかない、と思いました。

夏休み直前に1日保育に移行することになりますが、息子の体力を考えて、週3日登園とすることになりました。

9月

夏休みが明け、2学期が始まりました。

風邪をひいてしまい、登園日数が少ない9月でした(汗)

元々、週3日登園なこともあり、休んでしまうと、4日ぶりの幼稚園、なんてこともあったひと月でした。

9月は本格的に1日登園になりましたが、1日保育になり帰りもバスで降園していたところ、帰りは1時間以上バスに乗っていることもあり、その1時間が息子には長すぎてしまい、先生やお友達に迷惑になってしまうことが数回あり、帰りのお迎えがまた復活しました。

バスに乗ってこれないことに初めは少し落ち込んでしまいましたが、お迎えに行くことで先生から様子を聞くことができるメリットをとても感じています。

バス降園のときは、何か連絡事項があると電話がかかってきてお話ししていましたが(トラブルとか…・涙)、やはり電話より直接お話ししたほうが、事柄の機微や先生の雰囲気を感じ取りやすいんです。

電話にびくびくしなくて良いですしね。

娘は入園直後から全く問題ないタイプなので、娘の降園後に電話がかかってきたことって何かのお礼?の1回だけで、トラブル系は1度もなかったこともあり、幼稚園からの電話がこんなにドキドキするものなのだと息子に教えられつつ、娘には非常に感謝しています(苦笑)

また、お迎えに行くことで、1時間早く家に帰ってこれるので、息子の疲れ方もだいぶ違う様子。

ということで、息子がもっともっと成長するまでは、お迎えを続けようと思っています。

10月

10月には運動会がありました。

息子がどの程度練習に参加できているのか、本番、参加しても大丈夫なのか、というのが気がかりでしたが、先生がその様子を察してくれて、練習を見学できるよう配慮してくださいました。

子供たちに見つからないように影からこそこそと見ていたので、傍から見ていたら完全に不審者ですが(幼稚園のネームプレートはつけていましたが)、息子が生き生きと参加している部分、全く参加できていない部分を見ることができました(笑)

ダンスやかけっこなどの競技自体は遠くから見ていてもわかるくらい楽しそうで、待ち時間や整列が苦手なのは予想通り…(苦笑)

練習では常に近くでサポートしてくれる先生がいることに感謝しつつ、本番では先生方はさらに忙しくなると思うので、それでも息子のサポートをお願いして良いのか、他学年のプログラムのときの待ち時間の心配などを先生とお話しさせてもらったところ、息子にとって一番負担のない形で、という先生の提案で運動会に参加させていただくことにしました。

運動会の様子

運動会当日も練習のときと同様、息子には気づかれずに見られればいいな、と思っていて、遠くから見ていたにも関わらず、途中で息子に見つかってしまいました(涙)

わりと近くでビデオを撮っていたパパには反応せず、遠くからこそこそと見ていたわたしにしっかり反応…(汗)

結局、このときから「ママの所に行きたい~」と泣き出してしまったのでした。

もっと徹底して息子から見つからないようにしておくべきでした。

わたしに気づかなければ、先生方のサポートを受けながらも楽しく参加できていたんだろうな、と後悔が残りましたが、息子本人は楽しかった、とのことだったので、初めての運動会はわたしにとっては少し後悔の残るほろ苦いものとなりましたが、1年前の息子からは想像できない成長を見せてくれた運動会練習&運動会でした。

入園半年で理想の形に近づきつつあります

夏休み直前からこれまで週3日の一日保育でしたが、最近は、降園後の息子の様子を見ていても以前ほど疲れていないな、と感じるようになり、そろそろ週4日登園でいいのではないか、と思い始めていたところ、先生も同様に感じていたようで、運動会後からは週4日登園にしてもらうことになりました。

これで週4日幼稚園、週1日療育、という入園前にわたしが夢に見ていた幼稚園生活になりました。

夢に見ていた、なんて言うと、大げさに聞こえると思いますが、入園前はそうなることが夢だと感じるほど遠かったのです(苦笑)

現在、帰りの幼稚園バスに乗っている時間が1時間超えになることもあり、息子がその時間をおとなしく過ごすことができず、帰りは幼稚園へ迎えに行っています。

あとは、息子が帰りのバスで帰ってきてくれれば完璧なのですが、そちらはもう少し様子を見ていきたいと思います。

3学期くらいには乗れるようになってくれれば…と思っているんですけれどね。

 

年少さんも残り半年。

次は年少1年間のまとめになるかもしれませんが、そのときに、さらなる成長を見せてくれることを願いつつ、今後もできるサポートをしていきたいと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

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