育児

発達ゆっくりの超低出生体重児の息子が療育(児童発達支援)に約1年通って思うこと

 

お読みいただきありがとうございます。

blue+greenです。

4歳・3歳の年子育児中のアラフォーママです。

約600gの超低出生体重児で生まれた息子は、3歳になった現在も発達に遅れがあり、昨年の夏から児童発達支援の療育に通っています。

療育には市町村の公的機関で受けられる療育と児童発達支援で受けられる療育がありますが、息子の場合は、受け始める当初2歳だったので、市町村の療育は対象年齢ではなかったため(対象年齢は3歳から)、児童発達支援の療育を受けることにしました。

児童発達支援の施設は今、かなりの数があるように思います。
息子が今の教室に通い始めた後に、家から歩ける距離にも別の会社ではありますが、児童発達支援の教室ができました。

当時、複数の会社の教室を候補に挙げていましたが、空いている教室はなかなかなく、なんとか見つけた空きのある教室に体験に行き、そのまま申し込みをして今に至ります。

そして、1年弱通った率直な感想は、ここに通ってよかったということです。

ただ、思うところは色々ありまして……。

今日はそんなあれこれをまとめたいと思います。

1つの教室に通っての感想なので、あくまでも個人の1つの感想として参考程度にお読みいただければと思います。

児童発達支援の療育内容

息子が通っているのは個別療育です。

先生と1対1でレッスンを受け(約45分)、親はその間、マジックミラー的な窓からその様子を観察します。
レッスン後、先生から親へのフィードバックがあります。

月ごとに教材(おもちゃ)が変わるのでレッスン内容も変わっていきますが、フラッシュカードや歌など変わらない内容もあります。

そして、個別の支援計画がありますが、レッスンの教材・内容、というのはどの子も同じで、声掛けや働きかけなどを子供の特性によって変えているのだと思います。

個別療育ですが、同時間帯にレッスンしているお子さんの様子はなんとなく見ることができるので、今まで何人かのお子さんを見てきましたが、息子の通っている曜日・時間帯だと息子の年齢±1歳、という感じで2歳~4歳の子が多く、具体的な診断名がついている、というより発達に遅れがあって…的な感じのお子さんが多いように思いました。

通ってよかったと思う点

管理者の先生の存在の大きさ

2歳を過ぎてくると、病院の診察も間隔が空き、息子の成長の困っているところを相談できる場所がない、というのが昨年のわたしの苦しさの1つでした。

また、この頃は、他人に話したところで、具体的な解決策や方向性をアドバイスできる人、というのはなかなかいないこともわかってきて、話しても仕方がない、と考えるようになっていました。

今は今で悩みや辛さはありますが、昨年の2歳の1年間は本当に辛い1年間だったように思います。

ただ、そんな中、療育の管理者の先生は息子のできるところ、できないところ、ここを伸ばしていきたいというところ、伸びていくであろうところ、この行動をどうして今とってしまうのか、などを1つ1つ丁寧にお話ししてくれる先生で、その話し方や内容も、決して上からだったり、押し付けることなく話してくれるので、わたしはとても救われました。

また、苦労した幼稚園選びについてもサポートしてくださり、幼稚園側も療育のサポートがあるなら、と入園が許可された経緯があります。

わたしがこの教室で療育を受けることができてよかった、と思う理由の大きな1つは、管理者の先生の人柄と尽力なので、これは出会いといいますか、運といいますか……あのタイミングで療育を始めることができてよかったな、と思っています。

良いおもちゃ・子供に合うおもちゃを知ることができる

レッスン中に様々な教材に触れ、毎月変わっていくので、あの型はめいいな、あのおもちゃはどこのものだろう、あのおもちゃはああいう風に遊ぶと良いんだな、と良いおもちゃをいくつも知ることができたのも良い点です。

特に同じ型はめでも、こんな型はめがあるんだ!と思ったことは何回もあって、息子の場合、家では型はめはやりがらなかったものの、療育で出てくる型はめには興味を示すものがいくつもありました。

どちらも療育で使われていて知ったおもちゃ。
息子が楽しそうに使っていました。
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子供自身が楽しい場所だと認識している

昨年、通い始めてから、息子は一度も泣いたことがなく、息子にとって療育は楽しい場所、だと思っているのだと思います。

先生は息子のペースに合わせてレッスンを進めてくれて、できる部分を思いっきり褒めてくれるので、私自身、その様子を見て、褒めることの大切さを学んできました。

普段、褒める大切さがわかっていても、できない部分に目がいってしまいがちになるんですよね(汗)

思う部分

通ってよかった、と思っているので、逆の通わないほうがよかった、という部分は皆無なのですが、いくつか思う点があるのは事実。

1つは先生の入れ替わりが多め、ということ。

入れ替わり、といっても辞めていく先生がいたわけではなく、1年弱の間に、2人の先生が異動となり、新しい先生が4人入ってきました。
ということは、子供の受け入れ人数を増やし、教室自体が拡大している、ということなのだと思います。

新しい先生は経験豊富とは言えない感じで、子供の扱いも慣れていない感じの方もいます。

レッスンもその緊張感が見ているこちらまで伝わってきていましたが、そこは数ヶ月すると慣れてきていて、先生自身の成長も感じられたり…(上からですみません・汗)

1つ言えるのは、先生と子供の相性は大いにある!ということ。

でも、それはどの世界でもそうだと思います。
幼稚園でも小学校でも中学校でも、大人になってからの社会でも。

この先生だと息子は指示がしっかり通る、リラックスしてレッスンを受けている、楽しそう、そんな先生がいるのですが、数は少ないです。
どのお子さんから見てもそんな感じなので、その先生のスキルがとても高いのだと思います。

その点では、今の教室はそこまでのスキルを持った先生より、これからスキルを磨きます、といった先生が多い印象です。

終わった後のフィードバックも専門的な視点でアドバイスをしてくれる先生は少ないです。

ということを踏まえると、昨年の息子は成長が遅れています、という状況だったので、この療育が合っていて、何も問題を感じませんでしたが、自閉傾向が強かったり、既に障害の診断がついていて、障害度も重めの場合は、もう少し専門性のある療育が良いのではないか、というのは感じている点です。

今後も息子の様子を見ていて、上記のような視点が出てきた場合は、考える必要があるのだと思っています。

現時点では、息子は日々成長が見られ、意欲的に療育を受けることができており、幼稚園と療育の連携もとっていただけている、というありがたい状況なので、この状況が続いていって、息子の困りごとが改善されていけば、と願っています。

 

お読みいただきありがとうございました。

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