お読みいただきありがとうございます。
blue+greenです。
5歳、6歳の年子姉弟を育児中のアラフォーママです。
5歳になった息子は、約600gの超低出生体重児で生まれ、生まれたときから現在まで成長ゆっくりくんです。
☝の記事の中でも触れていますが、今後取り組んでいきたいことの1つに自転車練習がありました。
私は息子には発達性協調運動障害があるのではないかと思っています。
【発達性協調運動障害(DCD)とは】
知的発達には遅れはなく、筋肉や神経、視覚・聴覚などに明らかな異常も認められません。しかし、日常生活における協調運動が、年齢などに応じて期待される水準と比較して、不正確、時間がかかる、ぎこちないなど、いわゆる不器用といわれる状態です。
【DCDの主な特徴】
- ハイハイが上手くできない
- 転んだときに手が出ない(顔から転ぶ)
- ボタンをはめられない
- キャッチボールが出来ない
- 字が上手く書けない
- 箸を上手く使えない
- 靴ひもが結べない
- 縄跳びが苦手
- 自転車に乗れない
- 姿勢が崩れやすい
- 座っていても体がそわそわする
- 筆圧が弱い など
とちぎっ子発達クリニックHP より引用
キックバイクが楽しく上手に乗れるようになったので、次はついに自転車練習だ!と試したときに、あまりにペダルが漕げないこと(=逆回転してしまう)にびっくりしたのでした。
少し教えればできる、というレベルでもなく、若干途方に暮れていた中で出会ったのが、先日の記事で紹介したこちらのアイテムでした。
こちらでペダルを漕ぐことはマスターできた息子。
自転車練習に本腰を入れるときがきました…!
目次
意外にもあっさり乗れるようになった補助輪なし自転車
今までの成長記録でも触れていますが、息子はとにかく不器用です。
今でも、ボタンは手伝いが必要ですし、ファスナーはまだ1人では無理。
ケンケンパーは手を持たないと難しく、片足立ちの保持も一瞬のみ、縄跳びは1、2回なら縄を前にぶん!と回してからゆっくり飛び越える、そんな感じです。
そんな息子ですが、自転車練習に関しては、2日間である程度乗れるようになりました!
1日目の練習時間は30分、2日目は1時間半、という感じでしょうか。
これにはいくつか理由があるように感じたので、今日はそれについて簡単にまとめてみます。
なんなく自転車に乗れるようになる子も多いと思いますし、誰にでも合う方法だとは思っていないのですが、もし、息子のように不器用なお子さんがいらっしゃって、自転車練習について調べているときに、何かの参考やヒントの1つになったら嬉しいな、と思います☺
ポイント①ペダルが連続して漕げるようになること
これについては先程リンクを貼っている記事で書いているので、ここでは省略しますが、やはり補助輪なしで自転車に乗るにはこちらはマストかと思いますが、息子の場合で見ると、未だに早くペダルを漕ぐことはできず、わりとゆっくりゆっくり漕いでいます(汗)
それでも乗れるようになったので(理由はこの下に書いていきます)、とりあえず、ゆっくりでもいいのでペダルを連続して漕ぐことができる、これができればOKだと感じました。
ポイント②キックバイクでバランス感覚とスピード感を養う
息子が意外にも早く乗れるようになったのは、やはりこの部分は上手にできるようになっていたのが大きいです。
キックバイクのメリットですね◎
キックバイクに日々乗る中で
- ある程度のスピードを出すことができ、怖がらないこと
- 両足を地面から離して進む感覚が掴めていること
これは自転車練習にとても役立ったように感じました。
ポイント③自転車のサイズは大きすぎない方が早く乗れるようになる
これは1歳上の娘の自転車練習のときにも感じたことですが、長く乗れるように、と大きめの自転車を用意すると、その分、乗れるようになるまでの時間は長くかかると思います。
娘にはまさに少し大きめの自転車を用意したのですが、自転車の大きさと重さのために、バランスをとるのがなかなか大変そうでした。(娘は器用だし体格も良い子ですがそれでも大変そうでした)
結局、息子の誕生日に14インチのケッターサイクルを購入し、それで練習したところ、あっという間に乗れるようになり、そこで感覚を掴んだのちに自分の自転車も乗れるようになった、ということがありました。
息子は、野中製作所のへんしんサンライダーのキックバイクを愛用したのちに、☝のケッターサイクルで自転車練習をしているので、超未生まれ故なのか、体幹が弱くバランス感も悪い息子でも、自転車の大きさに負けることなく、自転車を扱うことができているので、このサイズにしてよかったと思っています。
ポイント④初めは緩やかな坂で練習するのが良かった
キックバイクで遊んでいるときからお気に入りの緩やかな傾斜のある場所があるのですが、自転車練習のときはまずそこで、
- 片足のみペダルを乗せて、片足はペダルに乗せずにバランスを取りながら走る
- 慣れてきたら、途中でもう片足もペダルに乗せるように練習
- 止まるときのブレーキ練習もこのときに一緒に練習
という形を取ってみたのですが、これが息子にはあったように思います。
多分、器用な子だと、走っている途中に足をペダルにさっと乗せられると思うのですが、息子の場合、こういう動作もなかなかうまくいかず、スモールステップを踏んで習得していった感じです。
この場所のおかげで、ほどよいスピード感の中で両足をペダルに足を乗せた状態でも倒れずに進めるんだ、ペダルを漕げばそのまま進むのか、そして止まりたいときはブレーキをかければいいんだ、ということを学んだ息子です。
自分で蹴ってスタートするのがこれからの課題
自転車練習2日目にして、スタート時に支えればその後は一人で走れるようになったので、今後は自分で地面を蹴ってスタートすることを練習していこうと思っています。
息子自身、自分の運動能力の低さ、身体の不器用さは感じている様子なので、今回、自転車が一人で乗れるようになった!ということがとても嬉しそうですし、練習すればできるんだ、という成功体験、自信につながったと思います。
今後も何か思うところがあれば追記していきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました☺