お読みいただきありがとうございます。
blue+greenです。
3歳の息子は、このブログに何度も登場していますが、約600gで生まれた超低出生体重児です。
ありがたいことに元気に成長していますが、現在も感覚過敏があります。
感覚過敏がありながらも1歳半から眼鏡をかけていて、当初は長く着けることのできなかった眼鏡も最近はしっかりかけられるようになりました。
感覚過敏のトレーニングは自宅でも続けていて(というか、一時期全くやっていなかったのを最近再開しています)、トレーニングをすると過敏さが少しマイルドになる気はしていますが、未だに苦戦するのが髪の毛を切ること、散髪です(涙)
昨年までは、髪の量が今に比べれば少なかったこともあり、自宅でなんとかハサミで切っていたのですが、なんせ動くので、失敗する確率の高いこと…。(特に前髪)
初めての美容院で苦い経験をしてから、バリカンを購入したことで散髪の悩みがだいぶ楽になったので、今日は感覚過敏の子供の散髪事情と、おすすめのバリカンについて書いていこうと思います。
目次
初めての美容室と感覚過敏の子の散髪
申し訳なかった初めての美容院
髪の毛の量が増えてきて、そろそろ自宅で髪の毛を切るのも限界、と思い、初めて美容院に行ったのがちょうど3歳になった頃でした。
この頃は修正月齢で言うと2歳8ヶ月頃で、感覚としては2歳くらいかな、という部分も多々。
美容院は1歳上の娘が普段利用している美容院で、キッズ専用スペースのある美容院でしたが、それでも結論としては息子にはまだ早かった、と連れてきたことを後悔するのでした…。
なんとか綺麗に切っていただくことができましたが、美容師さんには申し訳ない気持ちになりました。
もうしばらくは連れてくるのはやめよう、と夫と話し、あれから1年弱経とうとする今もまだまだ行けないな、という感じです。
感覚過敏の子が感じる感覚
息子の感覚過敏は上半身、特に首回りが強いように思うので、そんな息子には、散髪はまだまだ難しいのだろうと思います。
女の子だったら髪の毛を伸ばせば、首回りに触ることなく髪の毛を切ることができますが、男の子の場合、首元を触らずに髪の毛を切るのは不可能ですものね…(汗)
ちなみに、髪の毛を伸ばしたい娘は、半年以上美容院に行くことなく、前髪のみ自宅でカットしているので、女の子の髪の毛は楽だな、と思います…。
(毎朝のヘアアレンジは必要ですが)
療育の先生に、感覚過敏の子が過敏の強いところを触られる不快感は、一般の人がくすぐったーい!、と感じる比じゃない苦痛なんですよ、と言われて、「もー、ちょっとはじっと我慢してよー」と思ってしまった自分を反省したのでした。
そうは言っても髪の毛は伸びます。
危険なく自宅で散髪するには、ハサミを使うのは最小限にしよう、ということでバリカンを購入することにしました。
おすすめのバリカンは
Panasonicのカットモード(ER-GF81)
購入したバリカンはパナソニックの「カットモード」(ER-GF81)です。
たくさんのバリカンが出ている中でこちらにしたのは、不器用かつ面倒くさがりなわたしでも失敗せずに扱えるかな、と思ったからなのですが、実際に使ってみて、これにして大正解だと思いました。
他のバリカンを使ったことがないので比較してレビューすることはできませんが、とてもおすすめできるバリカンなので、Panasonicのカットモードについて率直にレビューしていきます。
おすすめポイント①簡単操作でいい感じの髪型に仕上がる
このバリカンの良さは、アタッチメントが豊富で、その使い方が写真付きでわかりやすく載っているので、その通りに使うだけでカッコイイ男の子の髪型に仕上がる、というところです。
アタッチメントが豊富でも、使い方がわからなければ持て余してしまうし、文章だけで説明されてもわかりにくいと思いますが、カットモードには箱のパッケージに写真付きで、トップはこのアタッチメントの何ミリ、襟足はこのアタッチメントの何ミリ、と詳細に載っていて、手の押さえ方やバリカンの当て方までしっかり確認することができます。
また、写真だけでなく、ネットで検索すると動画も出てきます。
初めて使ったときは、使いながら、なんて親切なんだ!と感動しましたね。
男の子の髪型の場合、ある程度長さを残したい、と思った場合、トップから少しずつ長さを変えていかないといけないですよね?
これがわたしにとっては鬼門だったのですが、このカットモードを使えばあっという間に整えることができました☺︎
箱に載っている使い方は、男の子用のものが1種類、男性用のものが1種類載っています。
息子の場合、この男の子の切り方を参考にしているのですが、参考までにどんな工程で切っているか載せてみますね。
実際の工程
- 前髪、トップの髪の毛を切る
- アタッチメントを交換して中間部の髪の毛を切る
- アタッチメントを交換して襟足を切る
- 耳まわりアタッチメントに替えて耳まわりを切る
- 切りきれていないところをハサミで修正(省略することも)
- ④で使ったアタッチメントのモードをナチュラルモードにして全体を適当に馴染ませる
こんな感じになります。
伸び具合にもよりますが、ここまでで10分から15分ほどでしょうか。
おすすめポイント②お手入れ・収納も楽
バリカンは水洗いOKなのも嬉しいポイントです。
そして、アタッチメントが多い分、収納が心配なところですが、専用ケースがついているので、髪の毛を流して乾かした後は、収納ケースにガサっと入れて、箱に戻すのみ。
上にも書きましたが、箱の写真付きの切り方を毎回参考にしているので、普段は箱はすぐに捨ててしまう派なのですが、このバリカンに限っては箱に入れて保管しています。
おすすめポイント③
アタッチメントのおかげで切りすぎが防げる
感覚過敏がある子の場合、年齢が上がって指示がきちんと聞けるようになっても、どうしても動いてしまう、身をよじってしまう、ということがあると思います。
アタッチメントがついていることで、急に動かれてもザクッと切ってしまう心配はだいぶ減るのではないかな、と思っていて、その点で、アタッチメントの種類が豊富なこちらはおススメです◎
感覚過敏の息子の反応
ハサミでカットするのと大きな違い
本人は動いてはいけない、動かない方が良い、とわかっていますが、過敏さで身をよじってしまうのは仕方のないこと、と諦めています。
ですが、ハサミで切っていたときと比べて、危険度は全く違います。
アタッチメントをつけた状態のバリカンなので、万が一肌に当たっても、肌が切れる、ということはないので、こちらも安心して扱うことができます。
動かれて短く切れてしまうことは有り得ますが、肌を切らないなら気は楽です(笑)
髪型のデザインも、説明書き通りに動かしていけば良いので、散髪の時間が本当に楽になりました♡
バリカンの音と襟足、耳まわりが苦手
息子の反応は、というと、バリカンの音は苦手なようです。
初めは怖がっていましたが、最近は慣れてきたかな?
お菓子でつって気を逸らしながら切っています。
襟足と耳まわりをカットするときはやはり動きますが、ハサミのときのように「動かないで!」と繰り返し注意することがなくなったので、多分、お互い楽です。
襟足や耳まわりの場合、動かれても切りすぎる、ということはなくて、ただ切れなかった、というだけですが、ハサミの場合、耳まわりで動かれると恐ろしいですからね…(涙)
もうしばらく美容院には行かなくて大丈夫そう
美容院で切ってもらうと、ピシッとした自宅では決してできない髪型にしてもらえるので、いつかはまた美容院で…という思いはありますが、当面の間はこのバリカンで十分対応していけそうです。
このバリカンに出会えて本当によかった♡
ということで、今日は感覚過敏の息子の散髪事情とおすすめのバリカンについて紹介しました。
お読みいただきありがとうございました。