お読みいただきありがとうございます。
5歳、6歳の年子育児中のアラフォーママ、Blue+Greenです。
5歳の息子は約600gで生まれた超低出生体重児です。
成長が非常に遅かった息子の育児は試行錯誤でした。
(過去形で書いていますが、現在も発達の遅れはあります。
ただ、昔程のどうしたらいいのか……みたいな感じではなくなりました。)
そんな息子は2歳5ヶ月のときから、児童発達支援で療育(週1回)を受けていました。
約2年半お世話になった療育ですが、先日、辞めました。
今まで書いた療育の記事をまとめておきますね✍
今日は、「息子の場合には」のお話になりますが、約2年半お世話になった療育について
- 療育を受け始めた理由
- その児童発達支援を選んだ理由
- 療育を受けてよかった点
- 息子の成長
- 辞めた理由
- 総評
こんな感じで、総集編として書いていきたいと思います。
目次
療育を受け始めた理由とその児童発達支援を選んだ理由
2歳で療育を受けさせたい、という思い
息子の育児をしていてつらかったのが、1歳~2歳代の頃でした。
少し動けて意思が出るようになってから幼稚園入園前の息子は、長ーーいイヤイヤ期、みたいな感じで、公園や公共の場で、自分の意思に反するときにギャーギャーと騒いでしまう可能性がある息子を連れて行くのは周りの目が気になってつらいし、抑制できない息子自身もつらいと思うしで……今思い返してもつらい時期でしたね。。
1歳上の娘つながりで接するお友達はいましたが、息子の育児をしていて一番孤独を感じていた時期でした。
この頃の息子は、お友達と関わるという発達段階ではなかったので、個の世界を大切にしつつも、無理なく他者(子供ではなく大人)との関わる機会を持ちたい=療育を受けさせてみたい、と思い始めた時期でした。
住んでいる自治体では2歳代で受けられる自治体の療育はなく(発達検査を含めて対象は3歳から)、でも、私としては、少しでも息子の成長に刺激になりそうなことを始めたかったので、自治体の療育は諦めて、児童発達支援で探すことにしたのでした。
孤独感を救ってくれた存在
息子の発達に関しては、出生時からずっと病院の受診もしていましたが、成長に伴い、受診間隔は空いてくるので、「今のこの困りごと(癇癪など)はいつになったら落ち着くんだろう…?どんな対応がいいんだろう?」といった疑問をタイムリーに聞くことはできませんでした。
そんな中で児童発達支援の見学に行き、児発管の先生とお話ししたときに、すごく救われた感じがしたこと、そして体験で息子を担当してくれた先生の対応がとても好印象で、この2つが児童発達支援に決めた決め手でした☺
療育を受けて良かったこと
療育を受けて良かった、と感じることはたくさんあります。
- 週に1回、息子と出かける機会ができた
- 息子の成長を客観的に観察できる機会ができた
- 息子の成長を一緒に見守ってくれる存在ができた
- 困っていること、対応方法など気軽に相談できるようになった
- 幼稚園入園に向けて力になってもらえた
息子の成長を感じられる機会ができた
療育の行き帰りで感じられた成長
療育に行くときは電車に乗るので、週に1回、息子とお出かけする機会ができました。
初めのうちは、電車の中で静かにしていられるか、ハラハラする時期もありましたが、しばらくすると息子とのお出かけを楽しめるようになり、週に1回の楽しみな時間になりました。
療育のあとはお昼ごはんを食べて帰ることもあり、気づけば、私にとっても息子にとっても週に1回のお楽しみの時間になっていました。
ハラハラしていたお出かけから、最終的には外食したりブラブラしたりする息子との貴重な時間になり、息子がすごく成長してくれたんだな、と感じています。
客観的に観察できる貴重な機会
レッスンのときは親は部屋の外のドアのマジックミラーから子供の様子を観察しています。
2歳代は常に子供と過ごしていたので、レッスンの40分間は、子供が家族以外の誰かと過ごしている様子を見る、貴重な時間でした。
初めの2歳のときの様子を考えると、現在、5歳の様子は感謝感激感涙ものです(涙)
2歳のときの息子を知っている先生はとても少なくなってしまいましたが、その先生も息子の成長を見ると、涙が出てくるわ、とおっしゃってくれていました。
困ったときに相談できる貴重な存在
どうしてこんなことをするんだろう、こういうときはどう対応するのが良いのだろう、日々の育児の中で様々な疑問が出てきます。
療育を始めたことでそうしたときに相談できるようになったことは、私にとってとても大きなことでした。
ただ、後ほど書きますが、先生方の知識量や対応の仕方などの質はばらつきが大きいので、相談して「なるほど…!」と思えるのは児発管の先生とあと1,2人いるかいないか、という感じではありました。
色々と教えていただいた中で、一番大きなものを挙げるなら、ピーナッツ型のバランスボールのことです。
今まで何度か記事に書いているので、興味があったら読んでみてください。
幼稚園入園に向けて、そして入園後もサポートしてくださった
発達が遅かったり、診断が出ていなくてもグレーゾーンぽい感じがあったりすると、難航するのが幼稚園選びだと思います。
息子は幼稚園のプレに通っていましたが、内容にはほとんどついていけておらず、断られても仕方ない、と思えるレベルでした。
幼稚園選びに関しては当時の苦悩や思いをこちらで書いていますが
息子の場合、幼稚園入園前に、すでに療育に通い始めている(=成長をフォローしてくれる場がある)ということが入園許可を出してもらえた決め手だと思います。
幼稚園からはっきりそう言われたわけではありませんが、当初の雰囲気からそう感じました。
息子の幼稚園は保育所等訪問支援を利用したい、という考え方だったので、プレのとき、そして入園してからも数回、児発の先生方が幼稚園を訪問して、息子への対応のアドバイスなどを幼稚園の先生方に伝えてくださっていました。
息子が年少で幼稚園に入園できたのは、児童発達支援のサポートがあったからこそ、だと心から感謝しています。
療育を辞めた理由
とてもお世話になった療育を辞めた理由は大きく3つあります。
スケジュール調整が難しくなったから
息子は年少のときは幼稚園の意向で週4日登園をしていました。
なので、登園しない1日を療育に充てることができていたのですが、年中になり、週5日登園するようになったので、週末に2-3回、平日1,2日幼稚園を休んで療育へ、という流れにしていました。
ですが、息子の成長と共に週末は他に習い事を始めたこと、家族で大きな公園に出かけて息子の運動能力向上を目指そう、と考えるようになったこともあって、毎週末、療育に行くことが難しくなってきて、途中から、スポット利用をするようになったのですが、時間が経つごとに療育はやめてもいいかもしれない、と思うようになりました。
レッスン内容の変化の少なさ
毎月、レッスンの教材は変わりますが、通い始めて1年半経ったあたりから、内容の変化の少なさを感じるようになりました。
息子自身の言葉の成長やコミュニケーション力の成長もあり、また、上に書いたスケジュール調整の関係もあり、そろそろ卒業してもいいかもしれない、と思ったのでした。
先生の異動が多さは難点
これに関しては直接的な理由ではありませんが、間接的な理由にはなるかな、と思い書いておきます。
初めてにお会いした先生方の人柄と知見の深さでこの療育に決めたのですが、この後、2年半お世話になって、先生方の質は個人の力量によるので、ばらつきは大きいと感じました。
異動がとても多い会社のようで、頻繁に先生が入れ替わるので、初めて1年ちょっとの間にお2人とも異動になってしまったのは、非常に残念でした。
子供のことを気軽に相談したりお話しする先生がいなくなり、私の気持ちも少しずつ離れていった感じはありますが、これも息子自身の成長と共に、自然なことなのかもしれない、とも思います。
児童発達支援に通って本当に良かった
今回、辞めることにはなりましたが、2歳のあのときに児童発達支援に出会って療育を始めて本当によかった、と思っています。
当初のブログに書いたかもしれませんが、主治医の先生の1人は児童発達支援に通うことを賛成はしていませんでした。
ですが、私自身、気持ち的にとても救われたし、間違いなく息子の成長を促してくれたものの1つになりました。
また、幼稚園に入園できて、幼稚園生活、特に年少さんの1年を継続できたのも児童発達支援のサポートのおかげだと思っています。
今回、療育を辞めましたが、まだ成長の遅れ・ゆっくりさはありますし、もっと伸ばしていきたい部分は大いにあるので、今後も、育児の試行錯誤は続いていきます。
今の息子にどんなサポートができるか、常に考えているのは変わりません。
お読みいただきありがとうございました。